住宅建築の際に気になる価格相場。このページでは、福島県で注文住宅を建築する際の価格相場についてご紹介します。
注文住宅を建築する際に、多くの人が最も気になるのは「費用」面ではないでしょうか。しかし、住宅の費用を考える際には「総費用」で考えることが重要です。
全ての費用の中で、最も大きなパーセンテージを占めているのが「本体工事」の価格。これがおよそ70%程度を占めるといわれています。そのほかの30%については、家を建築する際に行う解体工事や造成工事などのいわゆる「付帯工事」と呼ばれるものや、登記費用や引越しなどにかかってくる諸費用となっています。
家を建てよう、と思った時にはまず予算を決める方が多いですが、その際には「総費用」で予算立てをしましょう。本体工事費以外にどんな部分にお金がかかってくるのかを確認することが大切です。
福島県で新築住宅を建てる際の平均床面積は40,6坪、平均相場は3,279万円となっています。全国平均の39.1坪・3,312万円と比較すると、家の平均床面積は広いものの価格は全国平均よりも安いという傾向が見られます。
これは、福島県は全国と比較すると土地が安いという点が理由。土地含む平均相場は、福島が3,730万円、全国平均が3,955万円となっています。
ハウスメーカーの場合、およそ「30万円〜80万円/坪」が相場。
それぞれのハウスメーカーによりかなり大きなばらつきが見られますので、できるだけリーズナブルに住まいを建てたい場合には、複数のハウスメーカーを比較する必要があるといえるでしょう。
また、地元の工務店の価格相場を見てみると、「45万円〜/坪」が目安となっているようです。ハウスメーカーによっては、工務店の方が安価になる場合もありますので、よく比較検討をしてみると良いでしょう。
福島の坪単価の平均は「8万9434円/坪」となっており、47都道府県中40位です(全国平均49万0971円/坪)。
また、市町村別で見ると最も坪単価が高いのは「郡山市(18万6166円/坪)」、次いで「福島市(16万1651円/坪)、「いわき市(13万2571円/坪)」、「会津若松市(12万3270円/坪)」という順で続いています。
やはり新幹線の停車駅があり、人が集まる市町村については土地価格も高くなる傾向があるようです。
「総費用」のところで説明した通り、家づくりには「付帯工事費」と呼ばれるものがあります。例えば元からあった建物を解体するのにかかる費用や、地盤改良にかかる工事費、電気・水道等の引き込みにかかる費用など。
これらをあらかじめ予算に組み込んでおくことが必要ですが、地盤改良にかかる工事費用は、どんな土地に家を建てるかで大きく変化します。
もし地盤改良工事が必要と判断された場合には、百万単位で費用がかかるとされていますので、土地購入の際にはしっかりとチェックしておきたい部分でもあります。
また、土地購入の際の仲介手数料や登記に関する費用、金融機関への手数料などをまとめた「諸経費」もチェックしておきたいところ。意外と大きな金額になって驚く部分かもしれません。
近所への手土産、カーテンにかかる費用、引越し代金などもこの諸経費に含まれます。
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