注文住宅を建てる場合のローンの組み方
注文住宅の費用は一般的にはローンでの支払いとなりますが、住宅ローンの組み方には注意が必要です。ここでは注意点や住宅ローンを提供している福島の銀行を紹介します。
住宅ローンの組み方について
注文住宅の購入はローンでの支払いが一般的ではありますが、住宅ローンは利用できません。「？」と思われる方も多いかもしれませんが、厳密には注文住宅が「完成後」は住宅ローンが利用できます。
しかし、注文住宅が完成していない段階では住宅ローンは利用できません。そのため、契約から完成するまでの間は、住宅ローン以外のローンを一時的に利用することになります。
住宅ローンは「完成している家のためのローン」
注文住宅の支払いに住宅ローンが利用できない理由は、住宅ローンの性質にあります。住宅ローンは、「完成している家」を対象にしたローンです。
戸建て、あるいは中古住宅であれば利用できるのですが、注文住宅の場合、完成しません。そのため、住宅ローンの対象外です。
そのため、注文住宅の支払いをローンで行う場合、契約から建物の完成まではつなぎ融資を利用し、注文住宅が完成してから住宅ローンに切り替えるケースが一般的です。
どこから借りるかを考える
住宅ローンを利用する際、どこで利用するかを決めます。金融機関によって住宅ローンの金利や審査内容が異なります。
一般的に、金利が低いほど審査が厳しいです。住宅ローンは個人で探すこともできますが、施工業者のネットワークもあるので、施工業者を交えて相談してみましょう。
ローンの支払い額だけではなく、事務手数料もかかります。金利こそ低いものの、事務手数料が高い金融機関もあるので、これらも含めて事前にチェックしておきましょう。
住宅ローンを組む場合のポイント
住宅ローンの組み方として、ポイントとなるのは金利です。金利が低い方が支払い総額が抑えられるからですが、金利は3種類の方法で提供されています。
- 固定金利
- 変動金利
- 固定期間金利選択
住宅ローンの支払い中は金利が固定されている固定金利、経済情勢によって変化する変動金利、当初の固定期間は固定金利で、以降は金利を改めて決める固定期間金利選択があります。
どれが一番お得になるかは、一概には言えません。支払い額はもちろんですが、金融機関の方針で金利が変わるため、「固定が得」「変動が損」とは言い切れません。変動金利の場合、金利が高くなりますが、どれだけ高くなるかは状況次第です。
「借りれるか」ではなく「返せるか」
住宅ローンはいずれは返済しなければならないものですが、どうしても「どれだけ借りれるか」で考える人が多いです。しかし、借りられる金額ではなく返せるのかを考えて組むことが大切です。
借りることができる金額＝返済できる金額とは限りません。金融機関の方針は様々ですが、多く借りれたとしても返済できなければやがては差し押さえされてしまいます。
一般的に住宅ローンは35年で組みます。35年かけて支払う人もいれば、短縮する人もいますが、いずれにせよ長期間のローンとなるだけに、収入の安定性等も考慮しておく必要があります。
余裕を持った組み立て方が大切
収入は年齢と共に下がる人が多いです。しかし、住宅ローンを組む時の基準で考える人が多いことから、高齢者になってから支払いが厳しくなるケースが目立ちます。
そのため、「住宅ローンを申し込む時」だけではなく、将来的な収入変動を見越して、余裕をもって住宅ローンを組むことが大切です。
福島で住宅ローンを組める銀行について
東邦銀行
保証料「一括支払方式」を選択する必要があります。また、がん保証特約付きを選択する場合には金利は0.1％上昇します。さらに「3大疾病＋5つの重度慢性疾患保障付」または「団体信用就業不能保障保険・3大疾病保障特約付」を付ける場合には0.3％上乗せされます。
金利
- 固定3年：年1.250％
- 固定5年：年1.550％
- 固定10年 ：年2.150％
- 変動金利型：年0.950％
※2024年3月22日時点の情報です。
参照元：東邦銀行（https://www.tohobank.co.jp/kinri/tekiyou_kinri.html）
福島銀行
「変動金利型」と「固定金利選択型（3年・5年・7年・10年）」が用意されています。最高融資金額は1億円、融資最長期間は40年となっています。また、団信のラインナップが豊富に用意されており、自分に合った団信を選ぶことができます。
金利
- 固定金利 3年：年2.500％
- 固定金利5年：年2.800％
- 固定金利7年：年3.100％
- 固定金利10年：年3.250％
- 変動金利 年2.925％
※2024年3月22日時点の情報です。
参照元：福島銀行（https://www.fukushimabank.co.jp/kojin/kariru/jutaku/）
参照元：福島銀行｜住宅ローンの商品概要［PDF］（https://www.fukushimabank.co.jp/kojin/kariru/pdf/zenkikan_kinri.pdf）
常陽銀行
預金総額8兆円をこえる、全国地方銀行の中でも規模の大きい銀行です。福島県内で100年以上の歴史を誇ることから、地元に強いプロのスタッフが揃っています。土日も相談に乗るなど、ユーザーフレンドリーな環境を心がけています。
金利
- 当初固定3年：1.000%
- 当初固定10年：1.400%
- 変動金利型：0.625%
※2024年3月22日時点の情報です。
参照元：常陽銀行（https://www.joyobank.co.jp/personal/loan/jutaku/lp/fukushima.html）
大東銀行
休日も相談可能なローンセンターを県内に6店舗、県外に3店舗用意しています。住宅ローンの借り入れ審査に関しては来店不要、Webからも可能。ATM利用手数料のキャッシュバックや税務相談会など頼れるサービスが用意されています。
金利
- 変動金利適用金利：年0.60％～年2.05％
- 3年固定適用金利：年0.90％～年2.35％
- 5年固定適用金利：年1.20％～年2.65％
- 10年固定適用金利：年1.75％～年3.20％
※2024年3月22日時点の情報です。
参照元：大東銀行（https://www.daitobank.co.jp/personal/loan/home/）
福島で選ぶ注文住宅メーカー3選
家事ラク動線×豊富な設備で
ゆとりある暮らしを支える
https://www.ishiikomuten.jp/gallery/detail/---id-47.html
- 特徴
-
- 家事の負担を減らす動線
＆収納設計
女性ライフプロデューサーのヒアリングをもとに、オープンキッチンや最小限の移動距離を意識した動線設計を提案。収納にもこだわり、片付けやすい住まいを実現。 - ライフスタイルに合わせて、
住みやすい設備を自由に
選べる
キッチン・バスルーム・内装建材など、10社以上・1,800種類以上の住宅設備を標準仕様で選択可能。フリーチョイスシステムを活用し、設備を暮らしに合わせて選べる自由度の高さが魅力。
- 家事の負担を減らす動線
高断熱×太陽光発電で
エコで快適な暮らしを支える
https://www.ichijo.co.jp/example/fudo/014/
- 特徴
-
- 高断熱×太陽光発電で、
省エネ＆快適な暮らしを実現
断熱等級7に対応した高断熱構造を採用。外気の影響を受けにくいため、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現。さらに、太陽光発電を標準搭載し、光熱費を抑えながらエネルギーを効率的に活用できる。 - 停電・断水時も安心！
災害時の備えにも対応
万が一の停電時には、太陽光発電＋蓄電池で電力を確保し、普段と変わらない生活が可能。また、断水時でも約6日分の生活用水を確保できるため、ライフライン確保にもつながる。
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IoTで家電×エネルギー管理で
暮らしを支える
https://www.ai-koumuten.co.jp/case-study/42909/
- 特徴
-
- IoTで家電＆エネルギーを
管理し、快適な暮らしを実現
アイ工務店のIoT住宅は、スマホやAIスピーカーで家電を操作し、外出先からエアコンや照明のON/OFFが可能で室温を適温に保ちやすい。また、分電盤の電力センサーで使用状況をリアルタイムに確認し、節電＆家計管理にも活用できる。 - 無駄のない動線設計で、
ストレスフリーな暮らしを
実現
家族の動きを考えた「おかえり動線」や「回遊動線」を採用し、生活の流れをスムーズに。最短ルートで移動できる設計により、家族の移動ストレスを減らせる住まいを実現。
- IoTで家電＆エネルギーを