こちらの記事では、どのようなタイプの注文住宅が人気を集めているのか、流行・トレンドについてまとめています。また、注目の設備もいくつかピックアップして紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
近頃では、あえて平屋のすまいを選択する人が増えています。これまでは、2階建か、もしくは3階建を選ぶ人が大多数でした。現在、平屋が人気を得ているのは、次のような理由があるからだと考えられます。
平屋住宅は、2階建や3階建の住宅を建築する場合と比較すると、建築コストを安くおさえやすいです。コストをおさえることで、予算の余りを住宅の機能などにかけることが可能になります。
地震大国と呼ばれる日本ですから、できるだけ頑丈で地震に強い住宅を建築したいところです。たとえば、地震が起こった際に上層階からの圧力がかからない平屋住宅には、倒壊をまぬがれやすいという特徴があります。
核家族やひとり親世帯、夫婦2人暮らし、単身者など、さまざまな家族形態がみられる近頃では、平屋がそのニーズの一部に応える住まいであるとして選ばれています。少人数で暮らすのにちょうどよいサイズ感がポイントです。
太陽光発電システム導入件数の増加もみられます。住まいに太陽光発電を導入すると、電力会社から購入する電力を減らせるようになるだけでなく、電力が余った場合には、それを売って収入を得ることも可能になります。
超高齢化社会に突入した日本では、完全バリアフリー住宅に対するニーズが高まっています。段差をつくらず、通路の幅を大きめに確保し、さらに手すりやフットランプを設置するなどの工夫をこらした住まいです。
注文住宅を建てるときには、目先の事情だけではなく、数十年先までも見越し、広い視野をもって設計を検討することになります。ですから、多くの方が、将来にわたって家族が皆、幸せに暮らせるように願いつつ、バリアフリーの住まいについて考えを巡らせていることがわかります。
オープンな広いLDKも、流行中の間取りのひとつです。かつてはリビング・ダイニング・キッチンは、壁で仕切られており、それぞれが独立したスペースになっているのが一般的でした。逆に、広いLDKはそれら3つのスペースを一体化させた設計になっています。そのため、窓から光を取り込みやすく、また、家族間の充分なコミュニケーションを維持しやすい広々としたスペースで暮らすことが可能です。
住まいの設備にも流行やトレンドがみられます。
設備面における災害への備えとして、災害時に重宝する蓄電池やレジリエンス機能を備えたエコキュートなどを導入する方が増えています。
手を触れることなく吐水や止水ができる設備のことを、タッチレス水栓といいます。水栓に手を近づけると、設置されているセンサーが反応し、操作できる仕組みになっています。衛生面の向上につながるだけでなく、調理や洗い物など、台所仕事を効率的にこなすことが可能になる、とても便利な設備です。
マンションなどでよく見かける宅配ボックス。近頃では、一戸建ての住まいに設置する人が増えています。非対面でも荷物を受け取れるようになるので、在宅時間が不規則な場合などは、特に重宝するでしょう。
玄関付近に手を洗えるスペースがあれば、自宅に着いてすぐに手洗い・うがいができるので、衛生面の向上につながります。
注文住宅を賢くお得に建てたいなら、チェックすべきは「モデルハウスが標準仕様」の会社。福島で該当したのは2社のみ!標準仕様に自信たっぷりの2社を紹介します。
※1参照元:e戸建て(https://www.e-kodate.com/bbs/thread/9572/)
※2参照元:注文住宅の達人(https://chumon-jutaku-tatsujin.com/ichijo.html)
※福島県(福島・郡山・いわき)全域にモデルハウスをもつ工務店・ハウスメーカー10社のなかで、「モデルハウスが標準仕様」と公表している会社を紹介しています(2020年5月時点)。