2階建て注文住宅の間取りのコツ

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暮らしやすい2階建てを建てるためにはどのような間取りがよいのでしょうか。2階建ての間取りのポイントや、デザインのポイントについて紹介します。

「総2階」「部分2階」とは

一口に2階建てと言っても、2階建ての住まいには「総2階」と「部分2階」があります。

総2階とは、1階と2階の平面形が同じで外周がぴったり揃った住宅のこと。総2階にすると建物部分に使用できる床面積をフルに活用できるため、効率的な家づくりがしやすいです。メリットは、基礎や屋根の施工面積が少なくなることや、単純な形状のため工期が短縮できることから建築コストの節約になることなどが挙げられます。また、建物のバランスが良く耐震性を高められることもメリットと言えるでしょう。

それに対し、床面積が1階より2階の方が小さい住宅のことを部分2階と言います。これらの用語は建築基準法で用いられているものではなく、建物をわかりやすく表現するために使われる用語です。

2階建て注文住宅はどんな間取りにするべき?

上下階の重なりを工夫する

2階建ての住まいでは、上下階の重なりによる音や振動のことまで考えた間取りにした方がよいでしょう。防音性の高い構造の住宅を建てることである程度は対策可能かもしれませんが、上下階の音や振動の伝わりを完全に防ぐことはできません。

例えばリビングの真上に子ども部屋があると、リビングのテレビの音や話し声が聞こえ、なかなか子どもが眠れない状況になる可能性があります。逆に子どもの友達がくると、リビングに足音が伝わりうるさく感じるかもしれません。

また階段の近くに寝室があると、トイレに行く家族の足音で目が覚めてしまうケースも多いです。部屋同士の横のつながりに加え、音が伝わりにくくなるような上下の位置関係も考えて間取りを考えましょう。

効率的でライフスタイルに合った導線

2階建ては、どうしても上下階の移動が発生します。なるべく階段の上り下りを減らし、効率的な導線でスムーズに暮らせるよう工夫をしましょう。

例えば、1階に洗濯機置き場があり、2階に洗濯を干すバルコニーがあるとすると、重い洗濯カゴを持って階段を上らなければなりません。また、階段が家の端にあると1階から2階に上がる際、大回りしなければならない動線になってしまいます。逆に中心近くに階段を配置すれば、家のどこからでも2階に行きやすいです。

朝起きて出かけるまでの動線や家事をするときの動線など、毎日の生活をシミュレーションし、効率的でライフスタイルにあった導線になるような間取りを考えましょう。

老後の暮らしやすさ

これから建てるマイホームは長く住み続ける場所になるはずなので、老後の暮らしやすさを考えた間取りにすることも大切です。老後は階段の上り下りがきつくなるため、なるべく階段を使用しない生活ができるようにしておきましょう。

足腰が弱ってきても、2階に寝室や主要な収納などがあると階段を使わざるを得なくなります。水回りや寝室など、生活に必要な部分が1階で完結するような間取りにすると安心です。収納も1階に2人の衣食住が賄える程度の広さを確保しておくとよいでしょう。

また、複雑な形状の家はメンテナンス費用が高額になりがちなばかりではなく日々の清掃も大変です。掃除や定期的なメンテナンスを楽にしたい場合は、なるべくシンプルな間取りの家を目指しましょう。

2階建てのデザインで押さえたいポイント

バルコニーや庇で外観のアクセントにする

庇やバルコニーを設置することで、住まいの印象にメリハリをつけることができます。外観のアクセントになるほか、玄関上に庇を設ければ雨が降ったときの出入りが楽になるなどのメリットも。また、2階にバルコニーを設置すれば洗濯物や布団を干すことができて便利です。

窓の設置位置や形を工夫する

窓を工夫することで、外観デザインのアクセントになります。例えば、小窓を等間隔に設置したり、形が印象的な窓を取り入れたり、窓枠の色を目立たせたりすれば来訪者の目を引くでしょう。

ただし、窓の位置や大きさは通風や採光などを考えて設計しないと快適性を損ねてしまう可能性があるため注意が必要です。

外観の一部の素材や色を変えて個性を表現

外壁の一部分やバルコニー、玄関ドアなどの素材や色を変えるのもよいでしょう。

左官仕上げの外壁に杉板やタイルを張ったり、バルコニーや玄関ドアに無垢材など印象的な素材を用いたりすることで外観デザインに個性を演出することができます。家の面だけでなく建物全体の立体を考慮して決めるようにしましょう。

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