福島県の土地相場

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福島県のエリア情報をはじめ、市町村別の価格情報と地点ランキングを紹介します。

【2026年最新】福島県の土地相場と地価の全体像

2026年(令和8年)の公示地価によると、福島県の住宅地平均は3万8,026円/㎡(坪単価約12万5,707円)で前年比+0.38%、商業地平均は6万8,206円/㎡(坪単価約22万5,477円)で+1.68%、全用途平均は+0.4%となりました。福島県の県平均は2013年前後を底として上昇に転じており、住宅地は緩やかな上昇局面にあります。急騰局面ではないため、注文住宅の土地探しにおいては「今すぐ焦って買うほどの過熱感はないが、値下がりを待って様子見するメリットも小さい」水準と捉えるのが現実的です。

参照元:ダイヤモンド不動産研究所|【福島県の公示地価・坪単価ランキング】2026年の住宅地は0.4%増!高額地点、上昇/下落地点や価格推移を確認しよう(https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1112365)

参照元:土地代データ|福島県の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価ランキング|2026年[令和8年](https://tochidai.info/fukushima/)

中通り・浜通り・会津|3エリアの土地相場と特徴

中通り(郡山・福島・須賀川・本宮ほか)

福島県を南北に貫く中通りは、県内で最も地価が高く、上昇傾向も強いエリアです。県経済の中心である郡山市と県庁所在地の福島市の2強に加え、須賀川市・本宮市・伊達市など周辺市町村もベッドタウンとして人気があります。太平洋側と日本海側の中間に位置し、浜通りほど温暖ではないものの会津のような豪雪もなく、積雪・降雪による建物への負荷が比較的軽い点も注文住宅を建てるうえで大きな利点です。

浜通り(いわき・相馬・南相馬ほか)

太平洋側気候の浜通りは、冬でも比較的温暖で降雪が少なく、断熱・除雪コストを抑えやすいエリアです。中心都市のいわき市は坪単価約15.4万円(前年比+0.25%)でほぼ横ばい、相馬市は坪単価約11.5万円(住宅地は約11.1万円)、南相馬市は坪単価約7万円前後と、中通りより手が届きやすい水準です。沿岸部を選ぶ場合は津波・洪水ハザードマップの確認が必須になります。

参照元:土地プライス(https://landprice.jp/areas/07)

参照元:土地代データ|相馬市の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価|福島県|2026年[令和8年](https://tochidai.info/fukushima/soma/)

参照元:GMO不動産査定|福島県南相馬市の土地売却相場を調べる(https://e-estate.jp/land/market-price/fukushima/minamisoumashi/)

会津(会津若松・喜多方ほか)

会津は日本海側気候で、特に奥会津では最深積雪が5〜6mに達することもあります。中心都市の会津若松市の住宅地坪単価は約11.7万円(全用途では約12.2万円)、喜多方市は約4.8万円と、地価だけを見れば県内でも手頃な水準です。ただし2026年公示地価では住宅地・全用途ともに前年比マイナスで、緩やかな下落局面にある点は押さえておく必要があります。

寒冷地・積雪地では、高断熱・高気密仕様、凍結対策を施した給排水設備、耐雪外構など、建築コストが上乗せされやすい点をトレードオフとして押さえておきましょう。

参照元:土地プライス(https://landprice.jp/areas/07)

参照元:トチノカチ|【2026年】会津若松市の土地相場・坪単価|公示地価11.7万円/坪 (https://totinokati.com/kakaku/place/07202/kouji/)

福島県 市町村別の土地相場ランキング【2026年公示地価】

2026年(令和8年)の公示地価をもとに、福島県内の主要市町村を平均地価が高い順に並べました。円/㎡と円/坪、前年比変動率を併記しています。「注文住宅を建てる際の予算感の目安」として活用してください。

ランキング 市町村 公示地価(円/㎡) 坪単価(円/坪) 前年比変動率
1 郡山市 80,772円 約26.7万円 +3.60%
2 福島市 61,133円 約20.2万円 +1.91%
3 いわき市 46,727円 約15.4万円 +0.25%
4 会津若松市 36,826円 約12.2万円 下落傾向(-1.9%)
5 相馬市 34,860円 約11.5万円 下落傾向
6 須賀川市 約35,000円 約11.6万円 +1.00%
7 西郷村 約25,700円 約8.5万円 横ばい
8 本宮市 約26,300円 約8.7万円 +1.00%前後
9 伊達市 約27,796円 約9.2万円 ほぼ横ばい(+0.49%)
10 二本松市 約22,000円 約7.3万円 横ばい

参照元:ダイヤモンド不動産研究所(https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1112365)

参照元:土地プライス(https://landprice.jp/areas/07)

参照元:土地代データ|伊達市(福島県)の土地価格相場・公示地価・基準地価マップ・坪単価|福島県|2026年[令和8年](https://tochidai.info/fukushima/date/)

参照元:GMO不動産査定|福島県南相馬市の土地売却相場を調べる(https://e-estate.jp/land/market-price/fukushima/minamisoumashi/)

地価が高い地点・上昇率が高い地点ランキング

福島県で最も地価が高い地点ランキング

2026年公示地価では、全用途1位が郡山市駅前1-6-6の415,000円/㎡、住宅地1位が郡山市神明町の137,000円/㎡(坪単価約45.2万円)となりました。TOP5は郡山市・福島市の中心部で占められており、県内の地価上位地点は中通りに集中しています。

参照元:土地・空き家買取サポート福島(https://tochi-kaitori.jp/news/post-4247/)

上昇率が高い地点ランキング(住宅地)

2026年公示地価の住宅地上昇率では、郡山市日和田町を筆頭に、上位地点のほとんどを郡山市が占めています。市町村単位でも郡山市が+3.60%で首位、続いて鏡石町+3.05%、福島市+1.91%、大玉村+1.64%、須賀川市+1.00%と、上昇率でも中通りが優勢です。注文住宅の土地探しで「今後値下がりしにくいエリア」を重視するなら、これらの市町村が有力候補になります。

参照元:ダイヤモンド不動産研究所(https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1112365)

「地価」と「実際の土地取得費」は違う

住宅金融支援機構のフラット35利用者調査によると、福島県で土地付注文住宅を建てた人の土地取得費平均は約940万円で、全国平均(約1,497万円)より約557万円安い水準です。県平均の敷地面積は約310㎡(約93.8坪)と全国平均を大きく上回り、坪単価に換算すると約10万円前後になります。ただし、これはあくまで実際の購入価格の平均であり、「公示地価×希望面積」でそのまま算出できる数字ではありません。角地・接道条件・造成の要否・境界確定の有無などで最終価格は大きく動くため、資金計画では公示地価を目安にしつつ実勢価格で確認するのが安全です。

参照元:R+house 郡山(https://www.r-plus-house.com/article/knowledge/fukushima-chumon-souba)

注文住宅で人気の主要エリア別・土地相場と特徴

郡山市(県内トップの利便性、坪26万円台)

郡山市は東北新幹線・磐越自動車道・東北自動車道が交わる交通の要衝で、大型商業施設と公園が揃うファミリー向けの街です。2026年の住宅地坪単価は約22.3万円、全用途では約26.7万円と県内最高水準ですが、前年比+3.60%と上昇率も県内トップで、資産性を重視する家庭に人気があります。

参照元:土地代データ(https://tochidai.info/fukushima/koriyama/)

福島市(県庁所在地、坪20万円前後)

県庁所在地の福島市は、東北新幹線で仙台まで約25分。市街地から車で行ける距離に温泉や果樹園があり、生活環境と自然のバランスが良好です。2026年の公示地価は坪単価約20.2万円で、県庁所在地でありながら郡山より土地を確保しやすいのも魅力です。

参照元:土地代データ(https://tochidai.info/fukushima/fukushima/)

いわき市(浜通りの中心、坪15万円前後)

浜通り最大都市のいわき市は、平・小名浜・湯本などエリアごとに相場や街の雰囲気が大きく異なります。2026年の公示地価は坪単価約15.4万円で、前年比+0.25%とほぼ横ばい。太平洋側気候で冬が温暖な一方、沿岸部を選ぶ場合は津波・浸水ハザードマップの確認が土地選びの必須プロセスになります。

参照元:土地代データ(https://tochidai.info/fukushima/iwaki/)

白河・会津若松ほか(狙い目の周辺エリア)

白河市(坪約7.7万円)、会津若松市(坪約12.2万円)、本宮市(坪約8.7万円)、伊達市(坪約9.2万円)、西郷村(坪約8.5万円)、須賀川市(坪約11.6万円)などは、郡山・福島に通勤圏でありながら土地価格が抑えられている「狙い目エリア」です。特に本宮市は東洋経済「住みよさランキング」で県内上位常連となっており、注文住宅の予算配分を建物側に厚く取りたい家庭の有力な選択肢になります。

参照元:土地プライス(https://landprice.jp/areas/07)

土地代のほかにかかる主な費用と諸費用の目安

注文住宅を建てるときは、土地代と建物本体価格の他にも多くの費用が発生します。主な項目は、地盤改良費、造成・整地費、上下水道の引き込み工事費、古家付き土地の場合の解体費、外構・擁壁工事費、印紙税・登録免許税・不動産取得税、仲介手数料、住宅ローンの事務手数料・保証料などです。福島県で土地から注文住宅を建てる場合、土地取得費約940万円+建築費(全国平均約3,400〜3,900万円)+諸費用(総額の約10%)で、総予算の目安は約4,700万円前後になります。特に福島県は地域によって地盤の強さが大きく異なるため、地盤調査と改良費の想定は早い段階で行っておくと安心です。

参照元:R+house 郡山(https://www.r-plus-house.com/article/knowledge/fukushima-chumon-souba)

福島で土地を選ぶときのチェックポイント

福島県で注文住宅用の土地を選ぶ際、事前に必ず確認したい項目は次の5つです。①ハザードマップ(洪水・土砂・津波)の確認、②用途地域と建ぺい率・容積率の把握、③接道義務(原則として幅員4m以上の道路に2m以上接していること)、④地盤の強度と改良費の想定、⑤積雪・寒冷地エリアかどうかの見極めです。特に会津地方の一部や中通り北部の山間部では積雪対応、浜通り沿岸部では津波・液状化への備えが土地選びの成否を左右します。地価だけでなく、これらのリスク要因を含めた「実質コスト」で比較することが重要です。

まとめ

2026年時点の福島県は、住宅地地価が14年連続で上昇する緩やかな上昇局面にあります。中通り(特に郡山・福島)は利便性と資産性、浜通り(いわき)は温暖な気候と広めの敷地、会津は割安な地価と自然環境と、3エリアで特徴がはっきり分かれます。土地代・建築費・諸費用を含めた総予算は約4,700万円前後が目安ですが、エリアと土地条件次第で数百万円単位で振れます。地価だけでなく、気候・災害リスク・建築コストへの影響まで含めて土地を選ぶことが、後悔しない注文住宅づくりの第一歩です。

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