福島で台風・浸水に強い家づくりをするには?

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福島県では、東日本台風で大きな被害を受けました。福島で、台風や住宅浸水に強い家づくりをするための工夫について紹介します。

福島での台風被害

福島県では、2019年の東日本台風で大きな被害を受けました。河川を中心に県が管理する公共土木施設1736ヶ所が被災。2023年5月末までに全ての復旧を終え、台風を踏まえた河川の改良を進めています。

その後起きた記録的豪雨では河川の復旧や改良箇所での被害が確認されず、治水面で一定の効果を示しました。 県ではハード面での対策とともに、各自が避難の事前準備をする「マイ避難」や浸水想定区域の設定などソフト面の対策を組み合わせた防災対策を進めています。

参照元URL:福島民友新聞社みんゆうNet(https://www.minyu-net.com/news/news/FM20231011-811213.php

線状降水帯にも注意

2023年9月、福島県では台風13号の影響で断続的な激しい雨が降り、県内ではじめて「線状降水帯」が観測されました。線状降水帯とは、次々と発生する発達した雨雲によって数時間にわたってほぼ同じ場所に作り出される長さ50~300km、幅20~50kmほどの線状に伸びる強い降水域のこと。

雨量はわずか1日で9月の平均雨量に匹敵するほどで、この大雨によって土砂崩れや河川の越水、内水氾濫、住家への浸水など甚大な被害が発生しました。

参照元URL:福島県公式HP|ふくしまぼうさいウェブ(https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/bousai/senjou-chui.html

台風・住宅浸水に強い家づくりについて

では、台風や住宅浸水に強い家づくりを行うためにはどのような対策を行えばよいのでしょうか。

台風の風に強い家にするには?

台風による強い風により、家には屋根を持ち上げる力や軒先を持ち上げる力、建物に横からかかる力がかかります。それらの力が原因で、屋根が飛んだり壁が破損したりする可能性があります。さらに風による飛散物によって窓ガラスが割れると、室内に風が吹き込んで屋根が飛んでしまうかもしれません。窓ガラスが割れることを防ぐためにも、窓にシャッターや雨戸を取り付けることが大切です。

台風に強い屋根材や外壁材を選ぶことも重要です。耐風・防水性能が高い屋根材には、「防災瓦」「金属板」「スレート屋根」などがあります。また屋根材を屋根にしっかり固定することで、強風によって屋根材が剥がれたり飛散する可能性を低くするにつながるでしょう。

外壁は、塗装で防水性を高めることや耐風性を強くする必要があります。飛来物による傷や凹み、強風によるはがれ、落下が生じる場合があるためです。年数が経過するとともに劣化していくため、特に台風シーズンの前には外壁の点検・メンテナンスを行っておきましょう。

住宅浸水に強い家にするには?

住宅浸水に強い家にするには、盛り土などによって敷地全体を高くする方法があります。周囲の地形の条件によっては、家の敷地が周囲の道路や他の家よりも低い場合もあるでしょう。水は高いところから低いところに流れる性質があります。家の立地が低い場合は、盛り土の工事を行って敷地に水が集まらないようにしましょう。

ただし、盛り土をはじめとした土工事は予想よりも高額になる場合が多いです。また、開発申請が必要な場合や絶対高さの制限なども考慮する必要が出てくるため、専門家に依頼して総合的な判断をしてもらう必要があります。

高床は、家の基礎を高くする方法です。通常の住まいにおいては、一階床用の基礎を高くする方法と一階をピロティ状の空間として二階に主要居室を配置する方法があります。基礎部分を一般的な住宅よりも高くすることにより、1階床への浸水を防げる可能性が高くなります。また、一階をピロティ状の空間にする方法では一階への浸水を避けるのではなく、浸水することが前提の計画になります。

住宅の立地についても確認しておく

水害のよる被害を受けるリスクを減らすためには、住宅を建てる立地が重要なポイントになります。まずは、洪水ハザードマップなどで調べてリスクの低いエリアを探すようにしましょう。

洪水ハザードマップには「浸水深」という数値が掲載されています。浸水深が0~0.5mなら床下浸水、0.5~1mなら床上浸水、1~2mなら1階の軒下まで浸水、2~5mなら2階の軒下まで浸水、5m以上なら2階の屋根まで浸水する恐れがあります。目安として、浸水深が2mを超えるエリアで戸建てを選ぶことは極力避けた方がよいでしょう。

また、居室が半地下や地下に設けられた物件や前面道路より下がった位置に玄関や駐車場がある物件は水害リスクが高くなるため気を付けましょう。

参照元URL:福島県公式HP|洪水ハザードマップ(https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kasen-kanri/bosai/bosaikiki/hazard/kasen12032207.html

参照元URL:さくら事務所|水害を受けにくい戸建て住宅とは?(https://www.sakurajimusyo.com/guide/26706/

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